キリンビール株式会社が、17年ぶりに市場に送り出す新たなスタンダードビール「キリンビール 晴れ風」の誕生は、ビール愛好家たちにとって待望のニュースです。この新しいビールは、2024年4月2日より350ml缶および500ml缶で全国発売されます。価格はオープン価格で設定されているため、購入する店舗によって異なる可能性があります。本記事では、「晴れ風」の特長からパッケージデザイン、社会貢献活動に至るまで、詳細にわたってご紹介します。
新たなビールの風を感じる「晴れ風」
「晴れ風」は、現代の消費者ニーズを捉え、ビール本来の「うまみ」と「飲みやすさ」を融合させた新しい味わいを提供します。その実現のために、以下のような特別な工夫が施されています。
麦芽100％の純粋な味わい
副原料を一切使用せず、麦芽のみを原料とすることで、クリアで雑味のない味わいを実現しました。純粋な麦のうまみを存分に楽しむことができます。
日本産希少ホップ「IBUKI」の使用
爽やかな柑橘の香りが特徴の日本産希少ホップ「IBUKI」を使用。ホップが持つ繊細な香りを最大限に生かすための独自の添加タイミングで、味わいに深みと複雑性を加えています。
酸味の抑制によるスムースな口当たり
ビール特有の過度な酸味を抑えることで、よりスムースな口当たりとまろやかな味わいを実現。長時間の飲酒にも適しており、様々な食事とも相性が良いです。
現代性を象徴するパッケージデザイン
「晴れ風」のパッケージは、品質感と現代性を兼ね備えたデザインが特徴です。聖獣「麒麟」を象徴する力強いイメージと独特のブルーのカラーリングが、新しいビールの品質と現代性を表現しています。また、パッケージ裏面には二次元コードが配置され、スキャンすることで「晴れ風ACTION」の専用サイトへアクセスできるようになっています。
「晴れ風ACTION」で社会に貢献
「晴れ風」の売上の一部は、「晴れ風ACTION」を通じて、日本の風物詩であるお花見や花火といった文化を守る活動に寄付されます。これは、ビールを楽しむ機会を提供するだけでなく、それを通じて地域社会に貢献し、人々の笑顔を未来につなげていくという、キリンビール株式会社の新しい取り組みです。第一弾として、「桜」をテーマにした支援活動が始まり、今後は「花火」をはじめとする日本の風物詩への支援を継続していく予定です。
参加方法と社会への影響
「晴れ風」の購入によって、自動的に寄付が行われる仕組みが設けられています。具体的には、350ml缶を1缶購入するごとに0.5円、500ml缶を1缶購入するごとに0.8円が寄付されます。さらに、缶裏に印字された二次元コードからアクセスできる専用サイトでは、購入者自身が応援したい自治体を選んで、追加で寄付を行うことも可能です。この取り組みは、地域社会の文化を守り、継承していくための重要なステップとなります。
まとめ
キリンビール株式会社による「晴れ風」の発売は、ビール市場に新たな風を吹き込むだけでなく、社会貢献の面でも大きな意味を持っています。このビールは、味わいの面でも、パッケージデザインでも、そして社会貢献活動でも、現代の消費者が求める価値を提供する製品となっています。全国のビール愛好家にとって、この新しい選択肢がどのように受け入れられるのか、今後の展開が非常に楽しみです。
「キリンビール 晴れ風」の登場は、ビール業界における新しいマイルストーンと言えるでしょう。美味しさはもちろん、その背景にある社会貢献の意義を感じながら、一杯のビールを楽しむ機会を、私たちはこれからも大切にしていきたいと思います。
